宅建を持っておくメリットや勉強方法
こんにちは、たっつーです。
皆さんは何かの資格はお持ちでしょうか?
資格と言っても様々ありますが、今回は不動産に関する資格である「宅建」についてお話ししようと思います。
また、私自身が受験してみて感じた、オススメの勉強法などもご紹介していきます。
1.宅建とは
宅建とは「宅地建物取引士」の略称で、毎年20万人前後の受験者数を誇る最大規模の国家資格です。
合格率は約15%前後となっており、難易度としては、多少難しい試験であると言えるでしょう。
2.宅建を取得するメリット
次に宅建を取得することのメリットについて説明します。
1.ハウスメーカーや不動産会社で重宝される
まず1つ目のメリットはハウスメーカーや不動産会社などで重宝されることです。
その理由は、不動産業務を行う事務所には専任の宅建士を5人に1人以上の割合で置くことが義務付けられていることや、宅建士にしか行えない業務(独占業務)があるからです。
宅建士にしか行えない業務とは
- 重要事項の説明
- 重要事項の説明書面への記名・押印
- 37条書面への記名・押印
の3つです。
このように、宅建士には宅地建物の専門家としての役割があるため、資格所有者は不動産業界では重宝されるでしょう。
2.顧客からの信頼を得られる
2つ目は顧客からの信頼を得られるということです。
もしもあなたが不動産の売買仲介を依頼するときに、担当者が宅建士ではなかったらどう感じますか?
やはり少し不安に感じると思います。
残念ですが資格の有無で、依頼主側からはプロとプロじゃない人という差別化がされてしまいます。
宅建士であるということは、依頼主を安心させる上で、重要な役割を担っているといえるでしょう。
3.就活で有利にはたらく
当社では、昨年度より学生が能動的に参加(選択)できるようにした学生主導の選考フローを導入しています。今年度の選考フローでは、①通常 ②宅建有資格者 ③No.1経験者 の3つの選考ルートから学生が自身の経験や意欲、強みなどを最大限にアピールできるルートを選択し、エントリーすることができます。かつ、選考ルートの中で、②宅建有資格者と③No.1経験者は1次面接を免除いたします。
このように東急リバブルでは2018年度から宅建有資格者のWEB試験と1次選考を免除しています。
企業がバックアップして、社員や内定者を合格させるのにはお金がかかるので、今後このような選考フローを採用する企業は増えるのではないかと思います。
ですので、不動産業界を志望している学生には、強く宅建取得をオススメします。
3.オススメの勉強方法
ではどうしたら、合格率15%の壁を越えることができるでしょうか。私が実際に受験してみて感じた、オススメの勉強方法をご紹介します。
1.ライバルを作る
正直宅建の勉強はどれだけ暗記ができるかにかかっています。そのため、いかに高いモチベーションを保ったまま勉強し続けられるかが重要です。
過去問や模試の点数を競い合えるライバルの存在は、自然と自分自身を勉強させる起爆剤になってくれるはずです。
2.綺麗な(orかっこいい)店員がいるカフェを見つける
こちらもモチベーションに関する話なんですが、自宅で集中して勉強できない方にはおススメです。
家で勉強できないとなると、外に出るしかないのですが、「勉強をしにいく」という理由ではなかなか腰が上がらないものです。
そこで、「綺麗な(orかっこいい)あの人に会いに行く」という理由を上積みすることによって、日々の勉強が楽しく思えてきます。
3.アウトプットの機会を増やす
アウトプットの機会を増やすこともオススメです。よく「人に教えると知識が定着しやすい」という話を耳にすると思いますが、私もそう思います。
人に教えるという事は、自分自身が理解している必要があるため、よりインプットに集中力を持たせる効果もあると思います。
また、インプットをする際に声に出しながら勉強することもオススメです。黙って勉強していると、視覚からしか情報を取り入れる事が出来ませんが、声に出すことによって視覚に加えて聴覚からも情報を取り入れられ、効率的に暗記することができます。
4.しっかり時間をかける
なんだかんだ合格への1番の近道は、コツコツ時間をかけて勉強することです。
宅建合格者の平均勉強時間は400時間らしいです。7月から勉強を始めたとしても、大体1日3時間以上は必要になってきます。
学生の場合は夏休みもあり、非常に誘惑の多い時期ですが、心を鬼にして勉強できるかが合格の鍵になってきます。
まとめ
宅建は不動産業界に就職したい学生にはとてもオススメの資格です。
東急リバブルのような目に見える優遇はもちろんですが、他の企業でも選考の際には大きな武器になります。
また、勉強をする際はいかに高いモチベーションを保てるかが鍵になってきますので、自分に合ったモチベーションの維持方法を模索しながら勉強を進めるといいでしょう。