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【ロジカルシンキングとは?】ビジネスパーソンには必要不可欠とも言えるロジカルシンキングを解説!

 

 

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こんにちは、たっつーです。

皆さんはロジカルシンキングという言葉をご存知でしょうか。

もしかしたら、言葉自体は聞いたことがあるけど、詳しくはよく分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ロジカルシンキングとは何なのか、またロジカルシンキングができるようになると、どんなメリットがあるのかを解説しようと思います。

 

 

1.ロジカルシンキングとは

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 ロジカルシンキングを直訳すると「論理的思考」となります。

その名の通り、ロジカルシンキングとは「筋道を立てて論理的に考えること」を指しています。

 

次の章ではロジカルシンキングの具体的な方法を解説していきます。

 

2.ロジカルシンキングの方法

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ロジカルシンキングの方法は、次の4つに大別できます。

  1. 「YES/NO」を明確にする
  2. 「なぜなら」「だから」で話を展開する
  3. 事実に結び付ける
  4. 論点を押さえ、全体をバランスよく考える

 

1.「YES/NO」を明確にする

  まず、1つ目のルールは「YES/NO」を明確にすることです。

「そう/そうじゃない」「やる/やらない」「右に行く/左に行く」などのように結論をはっきりさせるということが大切です。

 

 曖昧なグレーのものであっても、そこはざっくりと「この場合、私は黒と考える」と、明確な結論を出して話を進めていくことが、現実的なロジカルシンキングのやり方です。

 

とはいえ、普段からなんでもものごとを曖昧にしている人が、いざロジカルシンキングをしようとしても、なかなかうまくいきません。

日頃の生活から、白か黒かはっきりさせる思考習慣を身に付けるといいでしょう。

そうすることによって、世の中の動向を見ようとする意識や、自分なりの判断軸をしっかり持とうという考え方につながっていきます。

 

2.「なぜなら」「だから」で話を展開する

  筋道を立てて考えていくためには、根拠と結論を「なぜなら」あるいは「だから」でつなげる必要があります。

図解的に書くと

  • 根拠→だから→結論
  • 結論→なぜなら→根拠

となります。

 

どんなに難しそうに見える論理展開であっても、順を追って考えていくと、すべて「根拠→だから→結論」「結論→なぜなら→根拠」の積み重ねにすぎないことが分かります。だからこそ、1つ1つのステップをしっかり踏むことがロジカルシンキングの鍵となります。

 

3.事実に結び付ける 

  ロジカルシンキングでは、事実やみんなが受け入れる自明の理などに結び付けると、より論理性が増します。

たとえば、数字で具体的に事実を示しているデータや、売上高や販売数などの数字は、誰が見てもほぼ同じように解釈できるものなので、非常に説得力があります。

 

4.論点を押さえ、全体をバランスよく考える

 何かを考える際には、そもそも何がメインの論点なのかをはっきりさせましょう。自分の立場や役割を踏まえたうえで、「今、自分は何を考えるべきなのかをしっかり押さえることが重要になってきます。

 

また、バランスよく考えることも重要です。

たとえば、あるハンバーガー屋で「最近若い女性の間で、パクチーが人気だからパクチーを使ったハンバーガーをつくろう!」となったとします。

このロジックの根拠は「若い女性の間でパクチーが人気」ということですが、果たしてこの新商品の提案は妥当でしょうか?

たしかにこの提案の内容は、決して間違いではないのかもしれませんが、あくまでもそれは1面から見ただけの結論にすぎません。

パクチーのブームはいつまで続くのか」「類似商品や競業商品はないか」「自社の顧客ニーズにマッチしているか」「そもそもパクチーハンバーガーは合うのか」など、考慮しなければならない要素は他にもいくらでもあります。

 

このように、ロジカルシンキングでは、局所だけを見るのではなく、全体を見て重要な「モレ」がなく判断していることが重要になってきます。

 

3.ロジカルシンキングのメリット

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1.説得力のある主張ができるようになる

ロジカルシンキングができるようになると、説得力のある主張ができるようになります。

ビジネスパーソンは、会議や上司への報告、プレゼンなど、仕事を進めるうえで自分の考えをきちんと相手に伝えることが求められます。また、社内での立場が上がるにつれ、部下に自分の考え方や指示、依頼などを間違えなく伝えることの必要性も高まります。

このような機会に正確かつ説得力のある主張ができるようにするためにも、ロジカルシンキングは身に付けておきたいスキルであるといえます。

 

2.問題の本質をとらえ、解決策を導くことができるようになる

 問題解決の場面で、ロジカルシンキングは非常に強い力を発揮します。1つ1つのステップを踏みながら論理的に原因を分析していくことで、ベストに近い解決策を導き出すことができます。

 

 まとめ

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ロジカルシンキングの方法は

  1. 「YES/NO」を明確にする
  2. 「なぜなら」「だから」で話を展開する
  3. 事実に結び付ける
  4. 論点を押さえ、全体をバランスよく考える

 

 に大別することができます。

 

また、ロジカルシンキングのメリットとしては説得力のある主張ができることになること問題の本質をとらえ、解決策を導くことができるようになることがあげられます。

 

ビジネスパーソンにとって、ロジカルシンキング必要不可欠なスキルであるといっても過言ではないので、日頃の生活から論理的に考える習慣を身に付けると良さそうですね。